補助記憶装置とは?わかりやすく解説!

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コンピューターの五大装置のひとつの記憶装置。記憶装置は主記憶装置(メモリ)と補助記憶装置にわかれます。メモリについてはこちら↓↓

補助記憶装置、というとなじみがないかもしれませんが、HDD(ハードディスク)やSSD(ソリッドステートドライブ)などと聞くとわかる方も多いのではないでしょうか。

パソコンの容量がいつもカツカツです…。

目次

補助記憶装置の役割とメモリとの違い

メモリと大きく違うのは処理速度容量にあります!
補助記憶装置はメモリよりも処理速度が遅いが、容量ははるかに大きいです。
それゆえに使用用途も異なります。

処理速度の速いメモリはCPUとプログラムやデータのやりとりをスピーディにこなすのに対し、補助記憶装置は様々なプログラムやデータを大きい容量の中に保管し必要に応じてメモリに引き渡しています。大きな倉庫のようですね。
また補助記憶装置は電源が落とされてもデータが保存されるのも特徴ですね。

HDDとSSDの違い

よく補助記憶装置としてあげられるのがHDDとSSD。仕組みや特徴がそれぞれ異なります。

HDD(ハードディスク)

プラッタと呼ばれる磁気ディスクに磁気でデータを読み書きしています。プラッタがものすごく硬いのでハードディスクなんて言われたりします。

ハードディスクの特徴はなんといっても大容量で、それでいて安いです!デメリットとしては衝撃に弱いためハードディスクの入ったパソコンを落としたらデータが破損したり…という恐れも。またSSDに比べて処理速度が遅かったり、消費電力が大きいという面もあります。

SSD(ソリッドステートドライブ)

半導体素子を使ったフラッシュメモリにデータを保存したり、読み込んだりします。

SSDの特徴はとにかく読み書きが早い!パソコンをHDDからSSDに変えた人はあまりの早さに腰を抜かしたでしょう。OSがSSDに入っているならば、起動速度は段違いです。
また、HDDと違い衝撃に強く、音も静かです。
デメリットはHDDに比べて高価なところです。

今はOSプログラムが入っているのはSSD、というのがほとんどでしょうね。HDDは大容量のドライブとして使うことが大半になるかもしれません。

今はあまりハードディスクって聞かなくなったね。

SSDにだいぶ移行したからね。

仮想記憶(仮想メモリ)とは

メモリは容量が小さいので大きなデータを扱いきれなくなることがあります。
そんな時は仮想記憶!容量の大きい補助記憶装置の一部をメモリとみなすことで見かけ上メモリのサイズを増やす技術です。

今時点では使わないメモリ上のデータやプログラムを一時的に補助記憶装置の方に退避させ、メモリに空き容量を作ります。これをスワップアウトといいます!
逆に補助記憶装置に退避させたデータやプログラムが必要になった時はメモリに呼び戻します。これをスワップインといいます!
このように仮想記憶のための読み書きをスワッピングといいます!補助記憶装置はメモリに比べて低速なため、スワッピングが発生するとコンピューターの処理速度は低下します。

とっても身近な補助記憶装置!

パソコンの容量が何GBあるか、というのはノートパソコンの選定などでも見ることが多いですね。それほど身近な補助記憶装置!内蔵だけでなく外付けHDDなどもしっかりとした補助記憶装置です。

今はSSDがあって便利ですね。SSDがまだなかった昔はコンピューターの起動に何分かかったことか…。技術の進歩を感じる箇所でもありますね。

サクサク快適SSD、安価でたっぷりHDD!

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