プログラミングとは？ソースコードや言語、コンパイルについてわかりやすく解説！

みなさんプログラミングってどんなものかわかりますか？
アプリケーションを作ったりすること、システムを作ったりすること…色々思いつくことがあるかと思います。
今回はプログラミングというのはどういう意味？ソースコード、プログラミング言語、コンパイル、インタープリタ…などなど、プログラミングとそれにまつわる重要なワードを解説したいと思います！

プログラミングとは？

プログラミングとは、コンピューターに指示することです！
計算してと頼んだり、文字を表示してと頼んだり…人間がコンピューターに作業をお願いすることなんですね。

複雑な指示をすることで、私たちが使っているシステムやアプリケーションが作った人の考えた動作をしてくれているのです。

プログラミング言語とは？

ではプログラミングをするとき、

「コンピューターよ、この計算をせよ！」

と指示しても動きません。当然ですよね。
人間がこう動いてほしいというお願いをコンピューターに伝えるにはいくつか手順を踏まなければなりません。

コンピューターはバイナリコードで動きます。バイナリコードとは2進数、つまり「0」と「1」の組み合わせです。つまり人間がコンピューターに指示するには0と1で表現した命令を伝えなければなりませんが、難しすぎますよね。

そこで人間でもわかりやすくした命令文があれがいいじゃない、ということでそれがプログラミング言語です！

つまり、人間がプログラミング言語で命令文を書いて、それをバイナリコードに翻訳してコンピューターに伝えるのです！この命令文（処理のかたまり）をプログラムといったりします。

プログラミング言語の種類

プログラミング言語には種類がいっぱいあります。日本語、英語、中国語…などなど、世界中で使われる言語でもあるようにプログラムの世界でも同じなんですね。言語によって書き方だけでなく、使われるサービスやシステムも異なります。

プログラミング言語の種類は200以上もあるとされています。その中でどんなのがあるかいくつか簡単に紹介しますね。

もちろんこれ以外にもいっぱいあります！作りたいサービスや環境によって使われる言語が違うんですね。

ちなみに拡張子（ファイルについている「ファイル名.〇〇」の〇〇の部分です。ファイルの種類を指します。）も言語によって異なり、Javaなら.java、Pythonなら.pyのように、です。

ソースコードとは？

ソースコード（ソース、コードともいいます）とはプログラムの処理を実際に書いたファイルです。つまりプログラム言語で書かれた「ファイル名.○〇」はソースコードです。実際は中身の処理・命令文のことをソースコードといい、ファイルをソースファイルといったりします。プログラムは複数のソースファイルからなっているんですね。

そしてソースコードを書くことをコーディングといいます。コーディングのことをプログラミングといったりもします。ちょっと混同しそうですが。

コンパイルとは？インタープリタとは？

プログラミング言語でかかれたプログラムでは、コンピューターは理解できません。なぜならコンピューターはバイナリコード、つまり0と1の表現でないと意味がわからないからです。つまりコンピューターに指示するためにはコンピューターのわかる言語、機械語への翻訳作業が必要です。
その翻訳をコンパイルやインタープリタというものが行ってくれます！

コンパイルはソースファイルを翻訳していったん機械語のファイルにしてから、コンピューターがそのファイルを実行ます。JavaやC言語などがコンパイル方式です。

インタープリタはプログラムを実行するときに翻訳します。PHPなどがインタープリタ方式です。

コンパイルはいったん翻訳するので手間がかかりますが、実行速度が早いです。インタープリタは実行まで翻訳作業をしない分手間がかかりませんが、コンパイル方式に比べて実行速度が劣ります。一長一短ですね。

コンピューターにお願いする作業！

いかがでしたか？プログラミングの流れがつかめたでしょうか？

プログラミング言語によって書かれたソースコード、そのファイルであるソースファイルをコンパイルまたはインタープリタで機械語に翻訳し、そのプログラムを実行する。このプログラムを作る流れをプログラミングといいます。また、ソースコードを書くコーディング作業のことをプログラミングといったりもします。

この記事がみなさんのお役に立てれば幸いです。