うえーん、プログラミング始めようとしたけどパスを通す?てのがさっぱりわからんです。
よし、じゃあパス(PATH)とはどういうものか、から説明しようか!
プログラミングを始めるとき、まずはインストールしたもののパス(PATH)を通しましょう!なんて文言をよく目にします。それはいったいどういうものなのか、設定の仕方はどのようにするのかをわかりやすく解説していきたいと思います!
※ここではWindowsにおける環境変数のPATHについての解説になります。
パスとは?
パス(PATH)とは環境変数のひとつです!
主にパスを通す、と言われるのは環境変数のPATHの設定を行うことを指します!
環境変数についてはこちらの記事をご覧ください。
パスの設定って何をするの?
パスを設定するとフルパスで指定しなければならなかったものが省略して記述することができます!
例えばPython(パイソン:プログラミング言語のひとつ)をインストールすると以下のフォルダに実行ファイルなどのデータが格納されます。
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Programs\Python\Python310\Scripts\
ここにpython.exeというものがあるのですが、これを実行するときどうすればいいのでしょうか。
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Programs\Python\Python310\Scripts\python.exe
めんどくさっ!
ルート(フォルダ階層の一番上)から全部場所を指定してあげなければならないのです。大変ですね。毎回毎回指定するのも億劫です。
「python.exe」とだけ書けば実行できたら楽ではないですか?そんなショートカットを可能にするのがパスの設定になります!パスを通すことで自分がどの場所にいてもショートカットして記載してファイルを実行することができるのです!
パスの通し方
まずは「システム環境変数の編集」を開きます。画面下の検索欄に「環境変数」と打って検索するのが楽です。
それを開いたら「環境変数」をクリックします。
ユーザー環境変数は現在のユーザー、システム環境変数は全員が参照できる環境変数です。
変更したい方のPathという項目を選択して「編集」をクリックします。
「環境変数名の編集」ダイアログがでますので、「新規」をクリックすれば新しいパスを設定できます。
そこに通したいパス(実行するデータのある経路)を入力します。エクスプローラーで実際にそのフォルダにいって上部のアドレスをコピーすると楽かもしれません。
これでパスが通りました!
やたー!
Let’s ショートカット!
うまくできたかな?インストーラーが自動で設定してくれるものも多いけど、うまくいかなかったらこの項目を確認してみよう!
よーし、これでプログラミングにいけるかな!
コメント