ねえねえ、Dartでは計算とかってどうやるのかな?
やる気だね!まずは変数や型を知っていくといいかもね!
カタとは?
Dartは静的型付け言語で、型というものが存在するんだ!
Dart言語の特徴として、「静的型付け言語」というところがあります。
静的型付け言語や型についてはこちらの記事で解説していますのでよかったらご覧になってください!
そして前回の記事はこちらになります!
変数とは
まずはプログラミングで大事な要素「変数」について知る必要があります。
変数とは「値を入れる箱」です。その箱には数字や文字列を入れたり、取り出したりできます。
うーん、なんだかイマイチわからない…。
まずは具体例を挙げてみていきましょう。
int num;
これは変数を宣言しています。宣言というのは「この変数を使いますよ!」というおまじないです。
そして変数には名前をつけることができ、この場合は「num」という名前の変数を宣言しています。
では値を入れてみましょう。
num = 10;
これはnumに10という数字を入れています。この時点でnumという変数の箱の中には数字の10が入っています。
print(num);
これは変数の中身を表示しています。箱に入った数字を取り出して表示しているんですね。
このように変数には値を入れたり、取り出したりできるんですね。
ざっくりした説明だけどなんとなくわかったかな?次はもう少し正確に説明していこう!
変数の宣言
Dartでの変数の宣言は以下のように書きます。
型 変数名;
そして初期値を入れたい場合は以下のようにも書けます。
型 変数名 = 初期値;
例えばString型の変数を宣言する場合はこのようになります。これはStringという型の変数wakaproを宣言し、初期値に「わかプロ」という文字列を入れています。
ちなみに初期値を入れないと入っている値は「null(ヌル)」になります。nullとは何も入っていないということを示すものです。
宣言した変数は、その時に指定した型のデータの種類の値しか入らないよ!
Dartの型
型ってデータの種類を表すものだよね?整数はint型、文字列はString型みたいな。
そうだね!じゃあDartの型でよく使われるものを紹介しようか!
int
intは整数型です。これには整数が入ります。少数などは入らない点に注意してください。
-9007199254740992から9007199254740992まで入ります。とっても大きいですね。
int i = 35;
double
doubleは倍精度浮動小数点数型です。なんだか小難しいですが、いわゆる少数ありの数字です。
double d = 2.4;
bool
boolは真偽値型です。真偽値とは、trueかfalseのどちらかを取る値です。trueとfalseは、「真と偽」「YesとNo」「はいといいえ」といった関係です。
bool b = true;
String
Stringは文字列型です。文字列はシングルクォーテーションかダブルクォーテーションで囲む必要があります。
String s = “こんにちは!”;
List
Listはリスト型、配列というものです。複数の値をひとつの変数で持つことができます。Listが持つ複数の値は同じ型になります。
List<String> students = ["佐藤","山田","田中"];
これはString型の値を3つ持つリスト型の変数宣言になります。
Map
Mapはマップ型、いわゆる連想配列というものです。「キー」と「バリュー」のペアを複数持ちます。
おいおいおいおい、なんか難易度上がっていないかい?よくわからんぞ。
とりあえず今はこんな型があるんだな、という感じでいいよ。
詳しい説明はまた今度するからね。
Map<String,int> person = {"斎藤":20,"島田":25};
これは斎藤さん20歳、島田さん25歳という情報を入れようとした例になります。
うーん後半はなにがなんだか。
まずはint、String、bool型から理解していくといいよ!これらは頻出だからね!
Dartで変数宣言をした簡単なプログラムを書いてみよう!
ひとまず慣れるためにまずは簡単なコーディングをしてみようか!
さっそくチャレンジ!
以下のプログラムを書いてみましょう!
1行目の「+」は文字列同士をくっつけてくれる働きがあります。
7行目の「${ }」は囲ったものを文字列として出力してくれる書き方です。変数ageはint型ですがこれで画面出力できるようになります!
うまく書ければ出力結果は以下のようになると思います。
みなさんはうまくできましたか?
年齢は非公開でお願いします…。
型と変数をマスターしてDartプログラミングの基礎を固めよう!
どうだったかな?変数宣言と型については基礎になるからしっかりと理解して進めていこうね!
うーん、実際に書いてみて理解が深まった気がする!これからもDartを学ぶぞ~!
■参考文献
次回のDart入門記事はこちら!
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